米国ハーバード大学卒。MITマサチューセッツ工科大学院卒。富士通(株)在籍後、フリーの映像作家、脚本家、監督、コメディアンとして、欧州、米国、日本で活動。世界中、どこに行っても、何をしても、店員、運転手、配達員などに人違いされる「国際版の寅さん」。
映像作品や共同のインスタレーション作品(C.M. JudgeやAnna Davisとのコラボ)は、世界中の映像祭、画廊、美術館などで、上映・受賞。これまでに、ニューヨーク近代美術館MoMA、レイナ・ソフィア国立美術館(スペイン)、ヴェネチア・ビエナーレXenografiaなどでも展示上映。ドイツ、オランダで脚本の助成を受け、オランダ公共テレビにも毎週コメディアンとして出演。
「不老長寿」は、新人監督の登竜門として名高い「New Directors/ New Films」(MoMAとリンカーン・センター共催の映画祭)に入選。バンコク、ボストン、ロサンゼルスなどでも受賞。
長編デビュー作「脇役物語」は、第13回上海国際映画祭Asian New Talentコンペ部門で、プレミア上映。全国16都市とサンフランシスコで劇場公開、衛星劇場、チャンネルネコ、日本TV関東ローカル、東海テレビで放送、国内DVDのほか、北米でもアマゾンDVDやitunesで配給・配信。ロシア、中国、オーストラリアの機内サービスでも上映され、竹書房より小説版も出版。
2014年製作のオンライン作品「外国ハロウィンで銃口を突きつけられる俺」は、MEGWIN TVとの共同製作の風刺コメディー。初日に22,000以上の視聴者を獲得し、YouTube Japanの公式チャネルにも選ばれた。イタリア・ローマのRome Web Awards 2015では、最優秀クリエイティブ・アイディアとコメディ部門最優秀撮影賞を受賞。
「カルチャー・ショック」を笑いに変えた自作自演の超短編オンライン・シリーズ「浴衣カウボーイ」は、欧州、カナダ、韓国の映像祭で13の賞を獲得し、2015年のウェブ・シリーズ・ワールド・カップ・世界ランキング第12位。日本でも劇場公開し、日英2カ国語の書籍版も遊学社より出版。
スピンオフシリーズ「モナリザ・カウボーイ」は、パリ在住の中国人女優シン・ワング共演のお洒落なロマンチック・コメディー。国外生活における誤解、思わぬ出会いや気まぐれなどを織りこんだユーモア溢れるドラマ。2018年米国ワシントン市DCウェブ映像祭特別審査員賞、2017年スペイン・ビルバオ映像祭主演男優賞などを受賞。
最新作「ロスト・アンド・ファウンド・カウボーイ」は、国境や国籍を超えた、笑い、ロマンス、異文化交流を描く新たなスピンオフ・コメディー・シリーズ。第1シーズンは、在日アメリカ人女優ケリー・ホルウェイさんを主演女優に迎え都内で撮影。撮影はニューヨークのUrban Mouse社が6Kで実現。既に、米国ポートランド・コメディー映画祭で最優秀コエメディーTVエピソード賞、韓国ソウルで、最優秀パイロット賞と新進女優賞、イタリア・プグリアで最優秀編集賞などを受賞。ニュージーランド映像祭、ロンドンショートシリーズ映像祭などにも入選。快挙撃が続いている。英国のコメディー専門のオンラインチャンネルTwisted Mirror TVより、世界配信中(アジア地域を除く)で2020年9月には視聴率第3位のランキングを獲得!
また、緒方監督は、各国大学やYou Tube Space Tokyoでもワークショップやゲスト講演多数。軽快且つ論理的な講演は、多くの人を魅了している。 2020年のフランス・マルセイユでのマルセイユ映像祭では、ウェブシリーズ界への貢献が評価されマイクル・アジャカウェ・パイオニア賞を受賞!